軍師・参謀を志す人のために：コミケ出展作品 Vol.24

このページには、コミックマーケットに出展した作品の目次・要点を掲載しています。

大衆を操作して世間の側を自分に合わせる

世間がする評判と実像との食い違い
- 自分について肯定的な評判を得ておく必要
- 良い評判を聞いてそれがその人そのものだと思い込む
- 人物の実像と評判との間の食い違い
- 評判の高かった郭解（かくかい）の最期
- 公孫弘（こうそんこう）による評判の取り方とその成果
我々の評判をする人々の側を変える
- 世間が評判でもって人の価値付けをする
- よい評判づくりのために演技を続けなければならないのか
- 我々の評判をする世間の方を変えてしまう
- 大衆を幻想に酔わせるには
- 我々の価値観を肯定するように操作
大衆を操作し社会全体を変えた実例
- 1920年代半ばから1945年にかけてのドイツ
- 大衆の感情を操作したゲッベルスの基本方針
- あからさまな嘘（うそ）ではなく半分の真実を示す
- 人為的に作り出された全員一致と、熱狂の感染
- 一定不変のテーマの徹底的な繰り返し
- 取り上げる対象の単純化
- 敵と認定した者への不寛容・非妥協性
- 自己の目的に沿った事実の歪曲（わいきょく）・捏造（ねつぞう）
- ゲッベルス個人による実践方法
- 新しい技術も進んで取り入れ
- 言葉による手法だけではない
大衆操作と扇動の手法を実践する準備を
- 現代におけるゲッベルスの手法の応用
- 身近な世界での応用例？
- ゲッベルスの編み出した手法の研究には
- 大衆を扇動する手法を再び実践する好機なのか
- 既に成果を上げつつある者たちがいる
- まもなく大きな変革が起こるのかもしれない
- 好機をつかみ飛躍を図るために準備をしておく

やり過ぎると、かえって自滅へと向かう

大衆を煽る手法の実行で陥る落とし穴
- 大衆に迎合し煽り立てる行動パターンが飽きられる
- いっそう感情を刺激する攻撃的言動に走るようになる
- 良い評判が一気に悪評へと裏返る
- 情念でおのれを見失った結果
- 人々の感情を操作しようというのならば
- 煽り立てた負の感情がこちらへ向かって噴出する
やり過ぎにより行動が読まれてしまう
- 「名将言行録」の信長の項から
- 自己演出の行動がパターン化すると先読みされる
- 相手の思いもよらない自分であること
- 自己を顕示したい欲求が行動のパターン化をもたらす
- 自己顕示の虚勢に先回りされて罠（わな）を仕掛けられる
度を過ごさぬよう筆の措（お）きどころを知る
- 自己演出の「やり過ぎ」を避けるには
- 限度を知る必要がある
- 大衆文学作品の一節から
- 芸術家として筆の措きどころを知る
緊張感を失った惰性や悪意が眼に現れる
- 筆を措かず余計なことをして自滅
- パソコン遠隔操作事件でも
- 終えるべきところをわきまえない
- 緊張感を失い輝きをなくした目となって
- 人の醜（みにく）い心はその瞳を通して現れる

自分にとって正しい何かを実現するために

この小冊子の制作者も同じ眼をしていたか
- この小冊子の制作者自身の体験
- 良い形で決着後もなぜか落ち着かない
- 荘子による蝉（せみ）とカマキリの寓話（ぐうわ）
- 荘子の話から気づかされる
- この小冊子の制作者自身の瞳も汚れて濁（にご）っていたか
- 無意識に不快を覚えていた対象は自分の姿だった
自分の望んだ結果としての自己の姿
- 過去との間で対話を重ねながら
- 技巧だけを身につけることに走っていたか
- 「このようでありたい」と望んだ結果
- 舞台演出家による叱責
- あらためて修練に励む必要
- 馬援（ばえん）や孔子に後（おく）れを取らぬよう
我々が軍師・参謀となり実現したいもの
- 生物学的な加齢は必要か
- 歴史上の人たちとの対話を通じて鍛錬（たんれん）
- 時間という資源を多く持っている
- どこに向けて進んで行くのかを明確に
- 「軍師・参謀」となる自分の「テーマ」を設定する
- 自分が正しいと考える方向へ邁進（まいしん）する
軍師・参謀が用いる手段の「正しさ」
- 「正しさ」を実現するための手段
- 用いる手段の正や奇に関する考え方
- 韓非子も単に奇の術数を説こうとしているのではない
- 老子の指摘
- 正でもなく奇でもない
- 「策士、策に溺（おぼ）れる」ことなく「軍師・参謀」への道を極める

　コミック・同人誌ショップ COMIC ZIN 通販（取扱開始日：2016-08-16）
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「軍師・参謀を志す人のために」（Vol.24）

大衆を操作して世間の側を自分に合わせる

やり過ぎると、かえって自滅へと向かう

自分にとって正しい何かを実現するために